今日のグッドマン
2002年3月9日(土)
上木由起夫氏久しぶりに見たフォークのライブ.本日は弾き語りナイトで,出演者全員がフォークシンガー.グッドマンについたときにはすでに2人のライブは終了していました.残念.最初に見たのが3人目の出演者の上木由起夫氏.フォークギターを肩に,首にはブルースハープをかけて歌うスタイル.非常にはっきりとした発音で歌詞が聞き取り易く,普段は歌詞を聞き流してしまう私の耳にも内容がはっきりと飛び込んできました.
途中でピアノに移り,ピアノでの弾き語り.間奏では,ピアノを弾きながらブルースハープを吹いていました.職人芸のような感じでした. 実家の近くで小判が出たとか.
上木由起夫氏はホームページだけでなく,メールマガジンの発行もしています.興味のある方は以下へどうぞ.
桜井明弘氏スリーフィンガーで始まった最初の曲.久しぶりにスリーフィンガーを聴いたなと思って,よく見ると,スリーフィンガーのリズムを4本指で弾いているように見える奏法. 桜井氏の話では,本日の一人あたりの持ち時間45分のうち,最初の30分はしゃべりで,後の15分はゲストを迎えるとのこと.へーと思いながら何となく聞いていたのですが,実はこの「しゃべり」こそが衝撃的だったのです.何と「愚痴」なのです.下北沢のロフトでのライブにはお客さんが沢山来てくれたが,店員が一人で段取りが悪く,鬼のような形相で歌ってしまったとか.その他つぎつぎと語られる内容は全て愚痴なのでした.「愚痴ライブ」として認識を新たに聴いてみると,これはこれで楽しいものです.
本日のゲスト山下政一氏(エレキベース).ベースが入ると,当たり前ですが音に厚みが出ていい感じ.ベースのソロもあって,聞かせどころを心得ている演奏でした. なぎら健壱氏とも知り合いだという桜井氏の愚痴ライブ.そのうちまた聴いてみたいです.
月刊 NO CASH
(クリックで拡大)残念ながら演奏を見られませんでしたが,NO CASH氏は毎月「月刊 NO CASH」を発行されていますので紹介しておきます.NO CASH氏のライブ情報は「西東京タウンガイド」 の「24tokyoカレンダー」に毎月載せているそうです.かなりのお馬さん好きです.
帰り際,ふと入り口の看板を見ると,本日の出演は,桜井明弘,上木由起夫,NO CASH,原田俊也の4名.そういえばスケジュール表では,原田俊也/NO CASH/桜井明弘/H imagineとなっています.微妙に出演者が違うような...とすると上木由起夫氏とH imagine氏は同一人物?
[目次]