年末映画レビュー2012

2013年2月号掲載

鎌田雄一

2012年に,私が見て,すごく良かった映画

ギリギリの女たち (11) 小林政広
わが母の記 (12) 原田眞人

の,2本だけでした。歴代,最少。

その代わり,かなり良かった映画は19本で過去最多。

レミング (仏05) ドミニクモル
ビーストストーカー (香08) ダンテラム
鬼の棲む館 (大映69) 三隅研次
狼よ落日を斬れ (松竹74) 三隅研次
Drive (米11) ニコラス・ウィンディング・レフン
決闘の大地で (米,韓10) イ・スンム
ベレジーナ (スイス,独,オーストリア99) ダニエル・シュミット
サラの鍵 (仏10) ジルパケブレネール
プレイ獲物 (仏10) エリック・ヴァレット
きっとここが帰る場所 (伊,仏,アイルランド11) パオロ・ソレンティーノ
東京湾 (松竹62) 野村芳太郎
リンカーン弁護士 (米11) ブラッド・ファーマン
ダークナイトライジング (米12) クリストファー・ノーラン
魔悪子が来る!! (?) 井口昇
オチキ (12) 吉田浩太
ビッグヒート (米53) フリッツ・ラング
チャンピオン (米49) マーク・ロブソン
THE WOMAN (米11) ラッキー・マッキー
サニー永遠の仲間たち (韓11) カン・ヒョンチョル
何かの参考にしてください。オススメ。


 本は,昨年の予告どうり山田風太郎を,かなり読みました。明治もの4作品,江戸時代もの10作品,江戸時代以前もの5作品,これでも全体の1/3にも達っしていない。 読むたびにドギモを抜かれる発想で書かれているので,どれがとは言えないのですが,今のところ「柳生十兵衛死す」が一番かな。


グッドマン年末映画レビュー
[<< 前へ]    [目次]    [次へ >>]

inserted by FC2 system